【コロナ対策】Not only 新型肺炎 but for インフル 1:アルコール消毒と手洗い
★リンク抜け等あり編集しました★
★洗い残しがちな部位の話を追記しました★
こんにちは、まきたまきです。皆さんお元気?
さっそくですが新型肺炎はえらいことになってますね。世界規模でパニック起こしてて非常に興味深いですがそれはまた別の記事で。
⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️ご注意あれ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️
この投稿は医療系サイトや厚労省の啓発を参考にご紹介していますが、基本的にはど素人の個人的な感想に過ぎません。
よって試される場合はあくまで自己責任でお願いします。ワタクシには一切責任が負えません。単にこんな記事あったぜ?という紹介と、ワタシ個人のgdgd話だと思ってくださいね。
アルコールじゃなきゃダメなのか?
新型肺炎に関し、アルコール消毒が効くだの効かないだのでこの数日Twitter界はちょっとした騒動になっていました。厚労省まで対応に乗り出しててスゴイ😲
元よりあの人デマッターだよな?と心でツッコミを入れつつ読んでいたのですが。
アルコール消毒に意味がないってのは端的にデマですが、まるで「アルコール消毒が手に入らないとタヒぬ」みたいな焦り方をする必要はないんじゃないの?
マスクがないと困るというのも確かにそうなんですが、最も効果の高い予防法をまずはしっかり確実に行うことが第一だというのはおそらく医療関係者の皆さんにもご同意いただけるのではないでしょうか。すなわち、手洗いについて。
究極の選択!?
今年もインフルをやらかした我々、少し神経質になってます。インフルと基本的には同じ予防法で良いそうなので、いろいろと正しい手洗い方法を調べて、自治医科大附属さいたま医療センターさんの手洗い画像が、簡略化された可愛いイラストのものよりも詳しくてわかりやすく感じました。
https://www.jichi.ac.jp/center/sinryoka/kansen/taisaku_01.html
これを先日Twitterで見た「30秒って言っても絶対やらんから、5回やろうと数で伝えるのが確実」という内容のツイートに沿って5回やっています(すみません、どなただったか分からなくなっちゃったので、後でわかったらまた編集で追記させてもらいます。すごい感謝してます)。
手洗いの有効性はよく医療関係者の皆さんにツイートされていて啓発は進んでいると感じます。
しかしここで問題が。
自分はアトピー持ちで乾燥肌なんですね。これトイレ入るたびにやってるとソッコーで手肌が荒れます。実際手洗い推奨ツイートにはそうした敏感肌さんのお悩みリプがついているのをちらほら見かけました。わかるー‼️わかるよー‼️究極の選択よねー‼️
それに対しての詳しい返答は残念ながらそれを見たときには確認できなかったので自分で調べました(今は丁寧なお返事がついてる可能性もあるよ❣️)
結論から言えば手を洗ったらその都度保湿しろって話になるんですが、実はちゃんと【看護教育46巻5号】(2005年5月)という雑誌に特集されているんですね。バックナンバーにある有料PDFで確認できます。
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1663100056
とはいえワタクシこちらは購入してません。ごめんなさい。文中の「医療現場における手指衛生のためのガイドライン」というのが翻訳されて「医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン」という名前で無料公開されているのでそちらを読みました。
https://med.saraya.com/gakujutsu/guideline/pdf/h_hygiene_cdc.pdf
これのp33、p34に手指衛生手段による接触性皮膚炎と、その副作用減少のために提案されている方法の記載があります。おそらく看護教育46巻5号はこれを基に具体的な方法論について詳しく解説しているのではないか?と想像しているのですが、簡単にいえば、
1.手洗いした後に保湿すると皮膚炎リスクが下がって、手洗い率も増えたよ
2.アルコール消毒後に手洗いをする必要はないよ。保湿成分配合のアルコール消毒だと受け入れられやすいみたい(p29によれば炭素菌の汚染の懸念がある場合は石鹸手洗いのみが推奨されている)
3.手洗いや消毒を簡単に行える環境やラテックスアレルギーに配慮された手袋などの環境整備も大事だよ
という話でした。細かくは実際ご自身で読んでいただくのが確実だと思うのですが、こちらの調査では必ずしもアルコール消毒の併用が必須ではなさそうです。少なくともインフルに関しては。
新型コロナウイルスによる新型肺炎はどうなのか?について、今の段階では"インフルエンザ対策と同様の咳エチケットや手洗いなどの感染対策を行いましょう。"(東京都感染情報センター)とあり、基本的には同じ考えで良さそうです。
正しい手洗い方法の動画もありおすすめ
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/2019-ncov/
アメリカ疾病予防管理センターでも、「石鹸や水がない場合はアルコール消毒使って」と書かれてありますね。
https://www.cdc.gov/flu/prevent/actions-prevent-flu.htm
アルコール消毒の良さというのはやはりどこでもすぐに消毒ができるという点にあるのではないでしょうか?
水場に行かなくても消毒ができるので先のガイドラインにはジェル状のポケットタイプの消毒液であれば、患者さんのベッドに行ったときにも脇に置いて必要な時すぐ使えるというようなことが書いてありました。
我々一般人なら職場のドアノブに触れた時や電車内の吊り革を持った後などにはすぐに使えていいのかもしれませんね。
そういう意味で決して「どちらかが正しい」という消極的な利用ではなく、「場面によって使い分ける」積極的な活用を行うのが良いんじゃないかなぁ、と個人的には考えています。
正直アルコール消毒を常備するって結構ハードル高いと思います。特にお金面とか理解とか薄いご家庭だと厳しいんじゃないかな。それにハンドジェルなんかはもう店頭にないですワタシの周りのドラッグストアでは。
だったらワタシはまずしっかり石鹸で手洗いするってことをやったほうがいいんじゃないかと考えているわけです。石鹸は今でも店頭で投げ売りされてますからね。こんなに安くていいのか?牛乳石鹸。
殺菌剤の入っているかいないかはあまり神経質に考えなくても良さそうです。先に挙げたCDCガイドラインでは非殺菌の石鹸が問題になるのは手術のように長時間手袋をして作業をする場合であり、それ以外の環境では充分に効果があると考えられます。アルコール消毒も万全ではなく、持続的な抗菌効果については、その成分や配合のバランスによってばらつきもあるようです(p31)。
だからやっぱりその点を考えても、どちらかが、あるいは併用で完璧!万全!なんて安直に考えるよりは、
1.場面による使い分け
2.物の触れ方を気をつける
3.自分の身体に触る時も気をつける(目、鼻、口を中心に)
など、今あるもので、今できることをまずは徹底する、という考え方の方が全体的なつまり集団の感染リスクは下げられるんじゃないかなって思っちゃうわけです。マスクなんかのことを見ててもね。
追記:手洗いで洗い残しがちな部位
フォロワーさんがとても重要なツイートをされていました。
元ツイートは⬇️
https://twitter.com/bpm120run/status/1230622784109199368?s=21
というわけで追記します。
手洗いの洗えてない部位の画像解説は検索するといろいろ出てきます。それぞれ重点ポイントの描き方が違ってるから何枚かリンクをつけておきますね。
ポイント1.指先を中心に手のシワ手首を気をつける
看護roo!さんのQ&A「衛生的手洗いを行うのはなぜ?」⬇️
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/2754
衛生的手洗いについて全体的な解説があります。
ポイント2.爪の周りや甘皮。爪と皮膚の間
ZAQZAQさんの【生涯現役脳をめざせ!】感染症対策に「手洗い」徹底を せっけんでしっかり洗えば細菌100分の1に⬇️
https://www.zakzak.co.jp/lif/amp/190618/hea1906180002-a.html
これは爪ブラシが有効ですが、ワタシみたいに手荒れしやすいと必ず割れてくるのですね、爪と皮膚の間が。だから手洗い後のハンカチや保湿でも気をつけている部位です。
ポイント3.指輪や時計などの装飾品周辺
大正健康ナビさんの「風邪の予防法」⬇️
https://taisho-kenko.com/disease/detail?id=129
ワタシは全部外してから洗います。自分の時計のベルトは布製の洗えるタイプですが、金属製なら除菌シートで拭くのもいいかもしれませんね?スマホなどを拭くときに一緒に。
逆に手洗いで洗い残しがちは部位は、アルコール消毒するときに塗り忘れが多い部位とほぼ同義かもしれません。
少なくとも気にかける意義はあるでしょう。よく覚えておきたいです。
医療関係の方の手厳しいご忠告には素直に従おうと思いますので、間違いがありましたらぜひご指摘ください。よろしくお願いします🙇♀️
明日は、うがいの話をしようかなと思ってます。→時間かかってすみません。なんと気をつけていたのに風邪をひきました。後日またその話もしますね。